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無料個人が趣味で開発しているフリーソフトです
雑音に埋もれた CW を、
読める文字に。
CwDecoder は、受信機の音声や録音ファイルからモールス信号をテキストに変換する Windows 用ソフトウェアです。耳では聞き取りにくい弱い信号でも、モールスの「長さの決まり」を手がかりに全体からもっともらしい文字列を読み解きます。
Windows 10 / 11 用インストーラー(.msi)· 料金・利用登録は不要です。
- Windows 10 / 11
- 完全オフライン
- 和文モールス対応
- ADIF ログ出力
- 5 か国語表示
- コール
- JA1ABC
- RST
- 599
- 名前
- TARO
- QTH
- TOKYO
相手局 7.012.04 MHz(CAT)
無料でお使いいただけます
CwDecoder は無償のソフトウェアです。購入やライセンス料、利用登録は必要ありません。
個人が趣味で作ったアプリです
企業の製品ではなく、個人が趣味として開発・公開しているアプリです。
そのため動作の保証や個別のサポートはありません。ご理解のうえ、ご自身の判断でお使いください。
受信から記録まで、ひとつのアプリで
CQ を聞き逃したくない運用中も、録りためた音声をあとで確認したいときも。
弱い信号に強い
音の有無をすぐに白黒つけず、「鳴っていそうな確からしさ」を保ったまま全体を読み解きます。雑音で途切れた符号も前後の流れから補えます。
ライブでも、録音でも
受信機の音声を PC に入れればリアルタイムに解読。WAV / MP3 ファイルの解析や、フォルダー単位の一括解析にも対応しています。
交信ログまで一気通貫
受信文から相手局のコールサイン・RST・名前・QTH を抽出。確認・修正してそのまま ADIF 3.1.4 形式のログに保存できます。
画面で見る CwDecoder
受信中の画面のほかに、解読結果を 1 文字ずつ確かめる画面、信号の様子を見る画面、録音をまとめて処理する画面があります。
あやしい文字が、ひと目でわかる
解読した文字をタイルで並べ、1 文字ずつ信頼度を表示します。
- 音で確かめる:文字や単語をクリックすると、その部分の音を再生します。
- 信頼度の表示:しきい値より低い文字は黄色と ⚠ で示します。
- ほかの候補:別の読み方の候補を確からしさの順に表示します。
信号の様子を、目で見て確かめる
うまく読めないときは、どこで信号が弱まったのか、どの周波数にいるのかをグラフで確認できます。
- 波形:範囲を選んで、その部分だけを解析し直せます。
- スペクトログラム:信号の周波数と強さの変化を色で表示します。
- CW 確率:「鳴っていそうな度合い」と、解読した短点・長点、文字・単語の区切りを重ねて表示します。
- 周波数候補:自動で見つけた信号の候補とスコア。手動で周波数を指定することもできます。
録りためた音声を、まとめて文字に
フォルダーを選ぶだけで、中の録音を順に解析します。
- フォルダーを選ぶ:サブフォルダーも含めて処理できます。
- 進み具合がわかる:ファイルごとの状態と文字数を表示。正解テキストがあれば文字誤り率(CER)も計算します。
- まとめて出力:ファイルごとの TXT、一覧の CSV、見つかったコールサインの ADIF ログを書き出します。既存のファイルは上書きしません。
主な機能
追加機能は「オプション」画面でそれぞれオン・オフできます。必要なものだけ使えます。
受信・解読
リアルタイム解読
受信機の音声出力を PC の入力端子や USB オーディオにつなぐだけ。周波数と速度(5〜60 WPM)は自動で推定します。
録音ファイルの解析
WAV / MP3 をドラッグ&ドロップで解析。波形の一部を選んで、その範囲だけ再解析することもできます。
ウォーターフォールと選局
帯域内の信号を一覧表示。聞きたい局をクリックすればその局を受信します。自動選局にも戻せます。
複数局の同時解読
帯域内の CW 局を最大 4 局まで並行して解読。リアルタイム・ファイル解析・一括解析のすべてで使えます。
和文モールス
「ホレ」「ラタ」で和文・欧文を自動で切り替え。かな・濁点・半濁点に対応します。
妨害キャリアの自動除去
CW 信号の近くにある連続したキャリア(ビート)を検出して自動で取り除きます。
運用・記録
交信情報の抽出と ADIF
コールサイン・RST・名前・QTH を抽出してログへ。相手局の周波数もピッチから補正して記録します。
無線機の周波数読み取りCAT
Icom CI-V / Yaesu / Kenwood・Elecraft から周波数を読み取り(読み取りのみ)。手入力にも対応。
コールサイン通知
指定したコールサインや語(ワイルドカード可)を受信したら、画面表示・通知音・Windows の通知でお知らせ。
受信文のタイムスタンプ
一定の間で改行し、行頭に UTC 時刻(リアルタイム)または経過時間(ファイル)を表示します。
フォルダーの一括解析
フォルダー内の録音をまとめて解析し、TXT・一覧 CSV・ADIF を出力。既存ファイルは上書きしません。
多彩なエクスポート
TXT、JSON、診断用 CSV、Markdown レポートで保存。受信中の音声を WAV に録音することもできます。
確認・分析
文字の音を聞く
解読結果の文字や単語をクリックすると、その部分の音を再生。怪しい箇所を耳で確かめられます。
信頼度と候補の表示
文字ごとの信頼度、別の読み方の候補、代替テキストを表示。どこが不確かかひと目でわかります。
信号の可視化
波形・スペクトル・スペクトログラム・SNR・短点/長点のタイムラインをズームして確認できます。
「すぐに決めつけない」から、弱い信号も読める
熟練したオペレーターが前後の流れから文字を聞き取るように、CwDecoder は信号全体を見てから判断します。
一般的な解読の流れ
音の有無を、その場で白黒判定
- 音の大きさがしきい値を超えたら「鳴った」と決める
- 鳴った長さで短点・長点を区別する
- 符号を並べて文字にする
雑音で一瞬でも判定を誤ると、その文字ごと崩れてしまいます。
CwDecoder の流れ
確からしさを保ったまま、全体から推定
- 各瞬間を「鳴っていそうな度合い」として記録する
- 短点・長点・間隔の長さの決まりに合う並びを探す
- 信号全体で最ももっともらしい文字列を選ぶ
途切れた符号も前後から補えるので、雑音の多い信号でも崩れにくくなります。
実測した解読性能
開発時に、雑音を加えた合成信号と実際の CW 録音で測定した結果です。
SNR −6 dB・20 WPM の文字誤り率
雑音を加えた合成信号(ファイル解析)。
SNR −9 dB・20 WPM の文字誤り率
さらに弱い信号でも、9 割以上の文字を正しく解読。
実際の CW 録音(15 / 25 / 35 WPM)
同じ文面を 3 つの速度で送った録音で、ファイル解析の結果がすべて一致。
| 条件(ホワイトノイズ) | SNR −9 dB | −6 dB | −3 dB | 0 dB |
|---|---|---|---|---|
| 20 WPM の文字誤り率 | 6.1 % | 0 % | 0 % | 0 % |
| 35 WPM の文字誤り率 | 45.5 % | 6.8 % | 2.3 % | 0 % |
※ 8 kHz の合成信号、SNR は 2500 Hz 帯域を基準とした値(ファイル解析)。リアルタイム解読は録音全体を見ずに確定するため、低 SNR ではやや誤りが増えます(−9 dB・20 WPM で 9.1 %)。結果は信号の状態により変わります。
使い方はかんたん 4 ステップ
音声をつなぐ・開く
受信機の音声を PC の入力へ。録音ファイルならドラッグ&ドロップで開きます。
解読を開始
リアルタイムなら開始ボタン、ファイルなら「解析開始」(F5)。
結果を確認
文字ごとの信頼度を見ながら、気になる所はクリックして音で確認。
保存・ログ記録
テキストやレポートを保存。交信情報は ADIF でログソフトへ。
動作環境・仕様
- 対応 OS
- Windows 10 / 11(x64 推奨)
- 必要なソフト
- .NET 10 デスクトップ ランタイム
- 音声入力
- PC のオーディオ入力・USB オーディオ(リアルタイム)
- ファイル形式
- WAV(PCM 8〜32 bit・浮動小数点)、MP3(Windows 標準機能で再生、追加コーデック不要)
- 解析範囲
- 周波数 300〜1200 Hz を自動検出(手動指定可)、速度 5〜60 WPM を自動推定
- 録音の長さ
- サンプルレート 4〜384 kHz、最大 4 時間
- 出力形式
- TXT / ADIF 3.1.4 / CSV / JSON / Markdown レポート / WAV 録音
- 表示言語
- 日本語・英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語
- 表示テーマ
- ライト / ダーク / システム連動。グラフは色覚多様性に配慮した配色も選べます
- ネットワーク
- 不要(通信・テレメトリーは一切なし)
ご利用にあたって
- CwDecoder は個人が趣味で開発している無料のソフトウェアです。動作の保証や個別のサポートはありません。ご利用はご自身の判断でお願いします。
- 無線機との連携(CAT)は各メーカーの公開仕様に基づいて実装したもので、実機での動作確認はまだ行っていません。周波数の読み取りのみで、無線機の操作はしません。
- SNR −12 dB(2500 Hz 帯域基準)を下回るような極端に弱い信号では、実用的な解読は困難です。
- リアルタイム解読では、文字は約 1〜2 秒の判定遅延の後に確定します。
- 英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語の画面表示は AI による翻訳で、ネイティブスピーカーの校閲は受けていません。
よくある質問
本当に無料ですか?
はい、無料です。購入やライセンス料、利用登録は必要ありません。個人が趣味で開発しているアプリのため、動作の保証や個別のサポートはありませんので、あらかじめご了承ください。
インターネット接続は必要ですか?
不要です。CwDecoder は完全オフラインで動作し、通信やテレメトリー(利用状況の送信)は一切行いません。移動運用先でも安心してお使いいただけます。
受信機とはどのようにつなげばよいですか?
受信機(トランシーバー)のヘッドホン端子やデータ端子などの音声出力を、PC のライン入力・マイク入力、または USB オーディオインターフェースに接続してください。アプリで入力デバイスを選ぶだけで解読を始められます。
和文モールスは読めますか?
はい。オプションで和文モールスをオンにすると、「ホレ」「ラタ」による和文・欧文の自動切り替え、または常に和文として解読できます。
近くで別の局が送信していても大丈夫ですか?
ウォーターフォール画面で聞きたい局をクリックして選べるほか、最大 4 局まで同時に解読することもできます。連続したキャリアによる妨害は自動で除去します(断続する近接局の混信は除去できません)。
使い方の説明はありますか?
アプリの「ヘルプ」メニュー(F1)から、インターネットに接続せずにユーザーマニュアルを読めます。インストール前に確認したい場合は、ユーザーマニュアル(Web)をご覧ください。
Mac や Linux でも使えますか?
現在は Windows 10 / 11 専用です。
