このWebページは、ちょいテクおやじの備忘録を兼ねたサイトです。これからアマチュア無線を始める、もしくは現在アマチュア無線を楽しんでいる方々にとってちょっとした参考資料として使えるサイトになればと思っていますが、あくまで私の個人的な備忘録です。
あまり更新していませんがブログはこちらでやってましたが、このサイトに引っ越しました。
ハムフェア 2022
ここ数年は仕事が忙しく趣味に時間を割くことができない日々が続き、リグも気が付くと半年、1年火が入らないことも珍しくない。このような生活をしていてはいけないですね。昨夜家で飲んでいる時にふと「ハムフェア・・・」、「あ!この週末ハムフェアだ!」と思い立って行ってきました。最後にちゃんとブログ書いたのもハムフェアだったような。しかも3年前。なんてことだ。
まるで生存確認ブログになっている気がします。
早速、今年の ハムフェア 2022 の様子を紹介したいと思います。



会場は前回と前回と同じ南展示棟。これまで初日に足を運んでましたが今回は二日目に。

南棟までの通路には前回と同じ看板。

時間は午前10時過ぎ。2日目だからなのか人が少ない気がする。


展示会場までのエスカレーターにほとんど人がいない。

JARL会員証を見せて入場費用を支払っていざ会場へ、とその前に今年はクラスター発生時の連絡先をチケットに書くことが必須に。入口で連絡先を書いた部分をもぎって会場へ。

毎回長蛇の列に並び、入場までにかなりの時間を要していましたが、今年は並ぶことなく入場。二日目はいつもこのような感じなのか、それともコロナだからなのか。

特別記念局の様子。心なしか人が少ない。

人が多いのか少ないのか。


今回もアイコムが一番広いスペースを確保。

今年は新製品 「IC-905」を発表。これは144/430/1200/2400/5600MHz帯のオールモード機でアイコムが推進してきたSHFプロジェクトの成果ということのようです。「IC-905」のすごいところは10GHz帯にも対応(オプション)していること。10GHz帯となるとアンプからアンテナまでの伝送路が問題となるが、RFモジュール、トランスバーターを別モジュールとし、アンテナ直下の配置を可能とすることでこの問題に対処している。

面白いのがコントローラーとRFモジュールの接続にLANケーブルを使用すること。電源はPoE給電により共有。太い同軸や導波管を用いなくてもよいはとても魅力的ですね。
実際の設置イメージも展示されていました。


もう1つ気になったのが「IC-PW2」。入力2主力6。バリコンではなくリレー方式により高速をうたっていました。
外部液晶パネルがコンパクトでいいですね。

リモート質問コーナー・・これがまた微妙。
見た目は音声認識(ASR)&AIが答えてくそうにみえますが、マイクの向こう側はリアルな人。


前回のハムフェアでヘッドセットを展示していて結構良さそうで購入を検討したのですが、当時はWebサイトのリンク切れがちらこちらにあったりで、購入を辞めた経緯があります。





アウトドアブームに乗っかっての展示?


YAESUのアウトドアを意識した展示ブース。

今回展示されていた機器の中で一番欲しいと思ったもの。
私が持っているスペアナが1.5GHzまでで不便極まりない。今時少なくとも3GHzまでは欲しいところ。
操作してみましたがUIの出来もよい。

最近のCQ出版社は出版がメインなのか物販がメインなのか・・・



気が付いたら2年の時が経過していた
みなさま、お元気ですか。
ここ数年、週末も仕事に費やすような生活をしており、なかなか趣味の時間を持てずにいました。久しぶりにブログにアクセスしたら最後の投稿が2年前、そんなに時間が経過していたとは。ジャネーの法則だったか、年齢とともに体感時間は早くなることは確認されていますが実感です。10分の自然の風景だけが流れる動画を事前説明なしに見せ、見終わった後に動画の時間を質問すると10分と回答するのは20歳前後。年齢とともにどんどん短くなり60歳では確か平均が4分だったか。
今日たまたま、Youtubeで80年代のコカ・コーラのCMを見たのですが、記憶が美化されているのかこの頃は全てが輝いていたように感じます。今が少しでも明るい世の中になるとよいなと思います。私も趣味の時間、家族との時間、もっと仕事以外のことに時間を持つべきですね。時間はあっという間に過ぎていきますので。
ハムフェア 2019
今晩は。このブログも年に2回くらいしか書いていないのではないでしょうか。残念ながらアマチュア無線もそのような頻度になってしまっています。複数の組織に所属しているということもあり、とにかく仕事が忙しすぎてどうにもなりません。
さて毎年恒例のハムフェアに行ってまいりましたのでそのご報告です。とは言っても当日赤十字社のハガキを見るまではハムフェアのことを完全に忘れておりました。赤十字社から来ていたのは献血のお願いハガキだったのですが、その中にハムフェアでの献血ルーム開設時間の案内が記載されていました。この案内を見て初めて、「今日はハムフェアではないか!」となった次第です。
ハムフェアでは毎年献血コーナーがありハムフェアに行ったついでに献血をしているのですが、献血していなければ気付けなかったのかもしれません。
ただ、今年は、どこで献血できるのか、場所を見つけることが出来ませんでした。どこで献血できるのか敢えて聞くほどでも無いと思い断念。館内放送でも案内していましたが、分かりづらければ意味がありません。
さて、今年から従来使用してきた西展示棟の裏手に新たに建設された南展示棟が会場になりました。
いつもとは異なる場所に設置されたいつもの看板。右上には場所を示す矢印が。
長い通路をひたすら歩いていきます。恵比寿駅から恵比寿ガーデンプレイスへの通路や、東京駅で京葉線に乗り換える通路に設置されているエスカレーターと同じものが設置されいるくらい長距離の移動です。
ひたすら歩くとようやく風景が変わってきます。なんとなく空港のような雰囲気と思いました。
ようやく着いたかと思ったら長いエスカレーターが再び。今年は午後に行ったのですが、恐らく午前中はこの辺りまで列が出来ていたのでしょうか。人の列を誘導する為に使用したと思われる青いコーンが置いてあります。
午後になると新規客が少ないからかゲートチェックがいい加減。チケット購入後、気が付いたら会場の中に。
ハムフェアの看板は会場内に設置されていました。
特設局の様子です。
アイコムが白黒のチョイ見せ画像で噂になっていたリグはIC-705というフィールド運用を想定した新機種だったようです。アイコムのブースではこれが最も注目を浴びていました。
とにかく小さい。重量は約1キロ。
■ HF+50MHz+144MHz+430MHz
■ SSB・CW・RTTY・AM・FM・DV・
■ 10W
面白いのは、ID-51やID-31のバッテリーそのまま使用できることです。もちろん外部電源(13.8V)もサポートしています。
次に私が注目したのはこちら。
IC-705が大きく取り上げられていることもあり、目立っていませんでしたがアイコムがリリースした新しい1kWリニアアンプです。
特に注目した点は下記の2つ。
■ 2入力、6出力
■ コントローラー部を独立させられる。166mm x 89mでデザイン良い。
値段不明ですが、売れそうです。
その他、写真だけ紹介。
月刊誌CQ Ham Radioしかり、ハムフェアしかり、本当に若い人達を呼び込むつもりがあるのでしょうか。仕事がら様々なイベントを見ていますが、何も新規性が無く、若い人の声を聴いて計画した要素も感じられない。これではダメですね。高齢者が普段逢えない友人と出会うただの懇親の場と化しているように思いました。
古い体質の学会と同じ匂いがします。
年々つまらないイベントなってきています。
来年は行かなくてもいいかな。若い人達がアマチュア無線連盟は違う、新規団体を立ち上げるなら援助するのだけれど。