ZONE、JCCなど位置情報の示し方は色々とありますが、グリッドロケーターは位置情報を示す手段としてよく使用されるものの1つです。アワードのなかにはGLを利用したものも存在します。QSLカードでは、ZONE、JCCに加えてGLを記載する人が多いようです。
グリッドロケーターの仕組みは日本の住所に似ています。世界を20度ずつ経度、10度ずつ緯度に分割したものがフィールド。西経180度南緯90度(AA)から東経180度北緯90度(RR)まで振られています。つぎに2度ずつ経度、1度ずつ緯度に分割したものがスクエア。00から99まで振られています。最後に5分ずつ経度、1分ずつ緯度に分割したものがサブスクエア。AAからXXまで振られています。
下記の例のように東京新宿は「PM95UQ」ということになります。
地図をピンポイントで指定することでGLを取得できるWebサイトはあるのですが、上記のイメージで見れるものがなかったので作ってみました。少なくとも日本国内については正しく表示されていると思います。バグがありましたら遠慮なくこちらよりコメント頂けると有難いです。
使い方は右下の拡大縮小ボタン、マウスのホイール、もしくはピンチイン・アウト(タッチ画面の場合)でサイズ変更することで、フィールド、エリア、サブエリアの粒度で位置情報が表示されます。フィールド、スクエア、サブスクエア全てを確認したい場合は、目的に場所を拡大してください。拡大することで全6桁が表示されるようになっています。
※ 表示されない場合は、ページの交信をしてみてください。それでもダメな場合は、こちらでを試してみてください。