いや~ここのところ仕事が忙しくてアマチュア無線のことを考える時間すら殆どありません。元々はエンジニアで
、グローバルな仕事を一応はしていたのですが、最近はかなり違う種類の仕事をしています。ずっと現場にといわけには、周りが許してくれません。
忙しい忙しいといいつつ、実は先週ルーフタワーを建て、空中線を設置しました。計画的に進めたつもりなのですが、なんかドタバタしてしまったりと。で、せっかくなので、少し紹介したいと思います。
アンテナの引き込み口設置
ルーフタワーという言葉から既にご理解いただいている通り一軒家です。某ハウスメーカーの注文建築なのですが、壁がコンクリート、鉄骨がどこに入っているかも一見わからず。かと言って、適当に穴を開けて、鉄筋、鉄骨を切っては、強度上の大きな問題になってしまいます。そこで、壁の穴あけ、その後の処理はハウスメーカーのサービス会社、指定工務店に依頼しました。ちょっと書斎が散らかっていてお見せできないのですが、括り付けの机の袖机の中にケーブルを通すことにしました。
この後、普通のコンセントカバーを取り付けて、中からの見た目を確保しました。
外から見るとこのような感じです。まだカバーを付けていません。径38mmを2本と20mmを1本通してあります。取り敢えずは足りるかなと。8D-SFAであれば、合計6~7本は通せるはず。雨漏りが最も怖いので、CD管は、外が少し下になるように、またコーキングでCD管の周り含めみっちり二重、三重の処理しています。
下から見上げるとこのような感じです。これは、パナソニック製の防雨型ジョイントボックスという製品で、詳しくはこちらになります。仕様上は、径28.1mm x 3となっていますが、38mmくらいまでは使用可能です。
ここまでは、予め指定工務店に作業いただきました。費用は5万ほどかかってしまいました。簡単だと思っていたのですが、鉄骨位置の確認から、38mm通す為の追加加工など、3人で半日ほどかかってしまい、こんなものかな。業者的も、もっと簡単に、早く終わる予定だったようです。
ルーフタワーと空中線
ここから先は、細かい解説するよりも、いっきに写真で紹介したほうが解かりやすいでしょう。
ルーフタワーを組立始めたところです。この状態だと、まだなんか弱弱しい。
少し形が見えてきました。私が選択したのクリエイトのCR30というルーフタワーです。
全長3m。家族の反対を押し切って設置できる、これが精一杯(涙)。
屋根に載せたところです。太陽の光が反射して輝いています。
ワイヤーを張って、ルーフタワーを固定。上の方では、クリエイトデザイン 330V-1 V型ダイポールを設置作業中。
ルーフタワー: クリエートデザイン CR30
ローテータ: YAESU G-1000DXA
HFアンテナ: 330V-1(V型ダイポール)
VHFアンテナ: A144S10R(10エレ×2)
UHFアンテナ: A430S15R(15エレ×2)
LNA(430MHz): 川越無線 中パワータイプ(耐圧 FM 250W, SSB 500W)
そして、今回工事いただいたのは、FTIさんです。塩野専務を中心に3名の方に作業いただきました。作業の結果には、とても安心しています。
早速、430MHz FMで数回出ましたが、まるでアマチュア無線を始めたばかりの頃のように、なぜか緊張してしまいます。う~ん。良く計算したら、25年近くぶりなんだよな・・・
SWR想定結果についても近く紹介したいと思います。取り敢えず、UHF/VHFは、平均1.2~1.3位に収まっています。HFはバンドによって差がありますが、総じて公称値を下回っているのでほっとしました。
CWの練習も。取り敢えず通勤電車の中で音楽を聴かず、CWヒアリングをしています。が、中々聞けるようになりません。歳だからだろうか。昨日、悩んだ末にまずはA1 Clubに入会してみました。CWの先輩方から、色々と教わりたいと思っています。
と言っていながら、明日から出張・・その後は、来日中の某国賓の対応をしないといけないなど、中々身体が楽になりません。明日からまた頑張ろう・・・
残作業
- クリエートデザイン 330V-1のコントローラーデザインがあまりにも・・・なので、これを一新。ついでに、バンド切り替え毎に、自動的にモードが変わるようにしたい。
- 私が使用しているIC-9100とLNAの連動VSEND出力との連携部分の作成(コネクタ、リレーとか、諸々準備済み)今は、本体の機能を使用して同軸給電しています。(電源電圧を重畳させて供給)これは便利なのですが、アンテナと本体の間に何も入れられません。
- ローテータとPC連携。コントロールモジュールもオプションとして
販売されていますが、これは自作します。それと、地名入力で、おおよその方向に自動的にアンテナが向くようにしたいと思います。 - Turbo Hamlogが広く使われているようですが、私には合わないようです。なので、ハム ログ ソフトも自作予定。(プログラムを書くのは早いので。)
と、こんな感じで、1つ1つこなしていくかな。