リモート切替器(同軸、電源、諸々)

正月早々暖かくて色々な意味で不安になりましたが、ようやく寒くなってきました。年齢的に夏には血圧が下がり、冬には血圧が上がる、そんな感じがしますが体調には気をつけて家族に迷惑をしないようにしないといけません。当家では、私が書斎に籠り、アマチュア無線、パソコン、仕事をしているのが一番平和だと思われているようです。それが良いのか悪いのか。食事含め、会話があるだけ良いのかもしれません。

現在書斎の模様替えを計画中なのですが、このタイミングで電源のオン・オフ(両切り)、同軸切替をリモートでできるようにしたいと考えています。同軸切替器は、第一電波工業、MFJなど複数社から販売されていますが、いずれもデスクに置くには配線など相当考えなくてはなりません。これらの製品は必要な機能を提供してはいますが、書斎の見た目などをある程度気にする人にとっては非常に使い勝手の悪い構造になっています。

具体的には、多くの製品の場合、同軸ケーブルを両端に接続するようにな構造になっているため、リグなど他の機材と横並びに置くことができません。頻繁に切り替えるような場合は、近くの壁などにネジ止めするしかありません。

そして、切替器と同軸ケーブルが壁に張り付いた非常に見た目の悪い感じになります。

そこで、電源、同軸、ついでにローテータコントローラーなどは1つのコントロールパネルから一括制御できるようにしようかと思い立ちました。イメージ的には、タカチ(ケースメーカー)のCF型傾斜コントロールボックスのカタログPDF最初のページにある写真の右上に参考として掲載されているような、それっぽい感じの仕上がりのものです。

こういうのをカッコいいと思うのは、無線をやるような中高年だけなんでしょうが。

そう言ったわけで、色々と作ることにしました。
1.同軸リレーによるリモート同軸切替器
2.リレーによる、リモート電源スイッチ
3.クリエートデザイン 330Vのコントローラーの統合
4.ローテータコントローラーの統合
3.制御基板

同軸リレーを組み合わせて経路を切り替えるような場合は、それぞれのリレーを切り替えるのではなく、使用するアンテナ、リグを選択することで、複数のリレーを自動的に切替たいので、そのためのものです。また、330Vの制御も純正のスイッチ類によるものではなく、プッシュボタン、LEDなどの、もう少しエンジニアリングの匂のするものしたいと思うのです。

1のリモート同軸切替器については、TOHTSUのCX-600NLを使用する予定です。これは、CX-600Nが性能的には良いのですが、コネクタが横を向いているので設置における利便性を考えCX-600NLを使用することにしました。HF帯ではあまり変わりませんので。
注意点としては、コネクタがN型なところでしょうか。私はいつもケーブルを自作しているので、コネクタ形状は全く気になりません。なので、取り敢えずこれで。

ただ、ソレノイド、電極が露出しているのです。また、どこかに固定するにしても、プラグそのものを固定するネジ穴以外は見当たりません。これは、ケースを作るしかなさそうです。

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