CNCでケース工作 – マイク切替器

皆さん今晩は。みなさんはマイクの切り替えはどうされているのでしょう。無線機ごとにマイクを用意しているのでしょうか。それとも市販のマイク切り替え器を使用されているのでしょうか。

私はどうしても4台ほど接続できる切り替え器が欲しく、この週末に自作しました。

まず使用した部材は下記の通り。

東京測定器材 ロータリースイッチ RS400N4-8-5AP
8回路5接点ノンショート

以前はアルプスが多回路のロータリースイッチを製造していましたが、売れないのかディスコン、現在は入手できなくなっています。色々探して見つけたのが、東京測定機材のロータリースイッチです。
配線の全てを切り替えたかったので、この多回路ロータリースイッチを選択しました。

タカチ電機工業  EX14-5-14BB
ケース EX14-5-14BB

アルミ押し出しケースで見た目が結構よいです。加えて、パネル面が独立しているため、加工性が非常に高く自作派に向いているのではないでしょうか。

このほか、マイクコネクタ (8P)、ロータリースイッチハンドルなどを購入。

まずパネルにロータリースイッチを設置する穴を開けて、ついでにチャンネルを刻印します。
オリジナルマインドのKitMill SR200 にコントローラー TRA150を接続して使用しています。
穴、文字のデザイン、設計はCut2Dというソフトウェアを使用しています。穴開け、刻印だけならAutoCADなどを使用するよりも簡単です。手で作業するよりも正確に穴あけができるので非常に楽です。

DSC02339

刻印も市販製品のようなキレイにできるので、私としてはこれだけでも満足です。
レベリングを正しく行わないと文字はキレイに削れません。今回はいい加減に調整したために、「MIC SWITCHER」があまりキレイに削れませんでしたが、許容範囲かな。

「0」とはなんだと思われた方もいらっしゃると思うのですが、「0」は無接続。どの無線機にも繋がっていない状態です。
DSC02342

同様にマイク接続(背面)も削っていきます。
DSC02343

穴あけを終えたらロータリースイッチを取付します。
DSC02344

正面から見るとこのような感じ。結構いい感じです。
DSC02345

MICコネクタを取付。無線機とはオス・オスケーブルで接続します。
DSC02346

あとは配線をして蓋を締めて出来上がりです。
ふかずに写真を撮ったため手油が目立ちます。ふけばよかった。
DSC02347

DSC02348

みなさんもMIC切替器、自作してみませんか。削って配線するだけなのでとても簡単にできます。

「CNCでケース工作 – マイク切替器」への1件のフィードバック

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です