ルーフタワーとアンテナの入替 その2 – 引込口

あと少しで2015年も終わりですね。年々、1年という時間が体感的に短くなっていくように感じます。かなり以前に見たテレビ番組で人の体感時間に関する実験を紹介していました。その実験というのは、何の事前説明も無く、それぞれの年齢の人に風景だけが流れる10分の動画を見せ、その後に動画の時間を聞くというものです。
結果はある意味予想通りなのですが、10分の動画を10分と感じるのは20歳代前半、若ければ若いほど長く感じ、年齢が上がれば上がるほど短く感じ、60歳くらいでは10分の動画を3~4分に感じるという結果でした。

1年が短くなるはずです。

さて、ルーフタワー入替の続きです。ルーフタワー、アンテナの入れ替えを前にケーブルケーブル引込のための引込口を増強することにしました。現在は22φ x 2, 16φ x 1の引込口があるのですが、ケーブルを追加で通す余地がありません。

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一軒家の方はケーブル引込口をどうするのかについて結構悩むのではないでしょうか。特にデザイン的に綺麗に設置する方法について悩むのではないかと思います。最近の住宅は外観の細かいデザインに拘っているものが多いのでなおさらでしょう。

そのような住宅で多く使用されている野外用配線器具の1つにパナソニックのスマートデザインシリーズの製品あります。私の家でも最初の工事で使用したものが以下の製品です。
 
パナソニックのスマート防雨形ジョイントボックス
WJ4613S2,800円

しかし、8D-SFA-LITEのような同軸ケーブルを複数本、ローテータの制御ケーブル、その他330Vのようなアンテナの制御ケーブルを通すとなるとぎりぎりです。実際のところ、これ以上ケーブルを通す余地がほとんどありません。

そこで、ルーフタワーの入れ替えを機に引き込み口を追加することになしました。今回は、前回とことなり穴を1つ、しかし径の太い以下の製品にしました。
 
パナソニックのスマート防雨形ジョイントボックス
WP9681S 1,500円

この防雨引込カバーの穴の径は36mmあり、8D-SFA-LITEのケーブルであれば6~7本は楽に通すことができます。以下の写真は、36φのケーブルを貫通させたところです。自宅は壁が厚さがそれなりにあるコンクリートパネル、また梁などもあるため、穴あけ、及び設置工事はハウスメーカー指定の業者にやっていただきました。
ちなみに、このような場所で使用するのはCD管ではなく、PF管です。

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屋内は下記の写真のような感じで穴を開け
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このような感じに仕上げました。右側を見ていただくとわかりますが、1つの穴に同軸ケーブルであれば1本通す形です。

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これで、ルーフタワーの入れ替え、配線工事の事前準備は完了ということで、残る作業が待ち遠しいです。

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