このWebページは、ちょいテクおやじの備忘録を兼ねたサイトです。これからアマチュア無線を始める、もしくは現在アマチュア無線を楽しんでいる方々にとってちょっとした参考資料として使えるサイトになればと思っていますが、あくまで私の個人的な備忘録です。
あまり更新していませんがブログはこちらでやってましたが、このサイトに引っ越しました。
CNCでケース工作 – マイク切替器
皆さん今晩は。みなさんはマイクの切り替えはどうされているのでしょう。無線機ごとにマイクを用意しているのでしょうか。それとも市販のマイク切り替え器を使用されているのでしょうか。
私はどうしても4台ほど接続できる切り替え器が欲しく、この週末に自作しました。
まず使用した部材は下記の通り。
東京測定器材 ロータリースイッチ RS400N4-8-5AP
8回路5接点ノンショート
以前はアルプスが多回路のロータリースイッチを製造していましたが、売れないのかディスコン、現在は入手できなくなっています。色々探して見つけたのが、東京測定機材のロータリースイッチです。
配線の全てを切り替えたかったので、この多回路ロータリースイッチを選択しました。
アルミ押し出しケースで見た目が結構よいです。加えて、パネル面が独立しているため、加工性が非常に高く自作派に向いているのではないでしょうか。
このほか、マイクコネクタ (8P)、ロータリースイッチハンドルなどを購入。
まずパネルにロータリースイッチを設置する穴を開けて、ついでにチャンネルを刻印します。
オリジナルマインドのKitMill SR200 にコントローラー TRA150を接続して使用しています。
穴、文字のデザイン、設計はCut2Dというソフトウェアを使用しています。穴開け、刻印だけならAutoCADなどを使用するよりも簡単です。手で作業するよりも正確に穴あけができるので非常に楽です。
刻印も市販製品のようなキレイにできるので、私としてはこれだけでも満足です。
レベリングを正しく行わないと文字はキレイに削れません。今回はいい加減に調整したために、「MIC SWITCHER」があまりキレイに削れませんでしたが、許容範囲かな。
「0」とはなんだと思われた方もいらっしゃると思うのですが、「0」は無接続。どの無線機にも繋がっていない状態です。
MICコネクタを取付。無線機とはオス・オスケーブルで接続します。
あとは配線をして蓋を締めて出来上がりです。
ふかずに写真を撮ったため手油が目立ちます。ふけばよかった。
みなさんもMIC切替器、自作してみませんか。削って配線するだけなのでとても簡単にできます。
携帯扇風機
暑さが和らいだかと思えば猛暑になり、体がおかしくなりそうです。もう9月だというのに、この暑さはいつまで続くのだろうか。
私は自宅から駅まで徒歩10分ほどあるのですが、駅に着いた頃には体温が上がっていて電車に乗車した後が辛い。空調の真下に行ければ良いのですが、ドア側だと風邪が循環せず汗が流れます。
そんな辛い通勤でずっと気になっていたのが携帯扇風機。時々持っている人がいて以前から気になっていました。気になっているだけでなく、ついに購入してしまったので情報共有。
購入して最初に思ったのは「もっと早く買えばよかった!」。私が購入したのは風量を3段階で調整でき、また風の指向性が高く情報、環境に合わせて調整できるのが良いです。リチウムイオンバッテリー内臓しておりUSBで充電することが出来ます。
携帯扇風機 USBミニ扇風機 LG2600mAh バッテリー電池付き
外を歩いていても風の無い日はこの携帯扇風機があるのと、ないのとでは大違いです。暑さに弱い人は試してみる価値があると思います。お勧めです。
ハムフェア2018
このブログが年次更新のようになっていてる現状に自信も不安を覚えます。どのような不安かというと難しいのですが、時間だけ物凄いスピードで過ぎていっているような気がします。最初にハムフェアをこのブログで書いたのが4年前。去年のように感じている自分は大丈夫なのかと思わずにはいられません。
さて今日はハムフェア2018に行ってきました。毎年朝から足を運んでいたのですが、お昼には入場口の混雑が解消されることを知り、今年はお昼に行きました。子供のころから晴れ男なのですが、今年も写真の通り快晴。空だけは文句の付け所がない気持ちの良い天気です。しかし、今年はとにかく暑く、また湿度も高く非常に辛い天気でした。会場付近は緑も少なく40度近く上がっていたのではないかと思います。
例年は入口手前の左側に看板が出ているのですが、今年は右側に出ていました。サイズは変わらないのですが、場所が変わるだけで小さく感じてしまいます。
入口を入って少し歩くとこの看板が設置されています。この裏側には来年のハムフェアの開催日の案内が記載されていました。
午前中、特に開場時間前後は劇込みですが、お昼頃は御覧の通り行列もなく、ストレス無く入場できます。アマチュア無線家の平均年齢が高いことを考えると、朝よりお昼以降のほうが空いていてよいですね。
今年のハムフェアの目玉と言っても良いのではないでしょうか。ICOM IC-9700が大々的に展示されていました。このIC-9700は年内発売とのことです。年末ではない年内とのことですので、ボーナスを吐き出させるのに良いタイミングに発売されるのではないでしょうか。オプション、ソフトウェア、そしてユーザーインターフェースが大きく異なることのないICOM製品ばかり購入していますが、これも購入予定。IC-7851、IC-9100他。今年はこれらに加えてIC-9700が仲間入りかな。
サイズ的にはIC-7300と同じくらいでしょうか。サイズは240(W) x 94(H) x 238(D)とのことです。私のシャック的にはIC-7610と同じくらいのサイズが良かったのですが。このサイズだとSUV、バンであれば車に設置できなくもないですね。
それにしても、このユーザーインターフェースはもう少しなんとかしたほうが良いと思います。あまりにも酷い。デザイン一つで売り上げが違うと思うのですが残念です。
アツデンのヘッドセット展示は昨年から変わらず。私はAZC-201を欲しいと思いつつも未だ入手できていません。というのも、昨年興味を持ちアツデンのWebサイトにアクセスしたらビジネスをする気がないのか、ページが存在していなかったこともあり断念。
KENWOOD TS-890も注目の製品の1つだと思うのですが今一つ盛り上がりに欠けていました。
やはり設計コンセプトに目新しさが無いからでしょうか。どの業界も常に先頭を走る気概のないメーカーは生き残れません。今後のKENWOODが心配です。
是非、優秀な工業デザイナーを採用して、製品デザインを一新してほしいALINCO
もっと賑やかなでなくてはならないTS-890展示。心配です。
CQ Ham Radioで特集されていたVERSA。社員の方が記事を書いていたようなのですが、伺ったところその通りでした。