このWebページは、ちょいテクおやじの備忘録を兼ねたサイトです。これからアマチュア無線を始める、もしくは現在アマチュア無線を楽しんでいる方々にとってちょっとした参考資料として使えるサイトになればと思っていますが、あくまで私の個人的な備忘録です。

あまり更新していませんがブログはこちらでやってましたが、このサイトに引っ越しました。

ハムフェア 2019

今晩は。このブログも年に2回くらいしか書いていないのではないでしょうか。残念ながらアマチュア無線もそのような頻度になってしまっています。複数の組織に所属しているということもあり、とにかく仕事が忙しすぎてどうにもなりません。

さて毎年恒例のハムフェアに行ってまいりましたのでそのご報告です。とは言っても当日赤十字社のハガキを見るまではハムフェアのことを完全に忘れておりました。赤十字社から来ていたのは献血のお願いハガキだったのですが、その中にハムフェアでの献血ルーム開設時間の案内が記載されていました。この案内を見て初めて、「今日はハムフェアではないか!」となった次第です。
ハムフェアでは毎年献血コーナーがありハムフェアに行ったついでに献血をしているのですが、献血していなければ気付けなかったのかもしれません。

ただ、今年は、どこで献血できるのか、場所を見つけることが出来ませんでした。どこで献血できるのか敢えて聞くほどでも無いと思い断念。館内放送でも案内していましたが、分かりづらければ意味がありません。

さて、今年から従来使用してきた西展示棟の裏手に新たに建設された南展示棟が会場になりました。
いつもとは異なる場所に設置されたいつもの看板。右上には場所を示す矢印が。
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長い通路をひたすら歩いていきます。恵比寿駅から恵比寿ガーデンプレイスへの通路や、東京駅で京葉線に乗り換える通路に設置されているエスカレーターと同じものが設置されいるくらい長距離の移動です。

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ひたすら歩くとようやく風景が変わってきます。なんとなく空港のような雰囲気と思いました。

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ようやく着いたかと思ったら長いエスカレーターが再び。今年は午後に行ったのですが、恐らく午前中はこの辺りまで列が出来ていたのでしょうか。人の列を誘導する為に使用したと思われる青いコーンが置いてあります。

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午後になると新規客が少ないからかゲートチェックがいい加減。チケット購入後、気が付いたら会場の中に。

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ハムフェアの看板は会場内に設置されていました。

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特設局の様子です。

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アイコムが白黒のチョイ見せ画像で噂になっていたリグはIC-705というフィールド運用を想定した新機種だったようです。アイコムのブースではこれが最も注目を浴びていました。

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とにかく小さい。重量は約1キロ。
■ HF+50MHz+144MHz+430MHz
SSB・CW・RTTY・AM・FM・DV・
10W

面白いのは、ID-51やID-31のバッテリーそのまま使用できることです。もちろん外部電源(13.8V)もサポートしています。

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次に私が注目したのはこちら。

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IC-705が大きく取り上げられていることもあり、目立っていませんでしたがアイコムがリリースした新しい1kWリニアアンプです。

特に注目した点は下記の2つ。
■ 2入力、6出力
■ コントローラー部を独立させられる。166mm x 89mでデザイン良い。
値段不明ですが、売れそう
です。

その他、写真だけ紹介。

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月刊誌CQ Ham Radioしかり、ハムフェアしかり、本当に若い人達を呼び込むつもりがあるのでしょうか。仕事がら様々なイベントを見ていますが、何も新規性が無く、若い人の声を聴いて計画した要素も感じられない。これではダメですね。高齢者が普段逢えない友人と出会うただの懇親の場と化しているように思いました。
古い体質の学会と同じ匂いがします。

年々つまらないイベントなってきています。


来年は行かなくてもいいかな。若い人達がアマチュア無線連盟は違う、新規団体を立ち上げるなら援助するのだけれど。

リターンロスブリッジ その3

みなさん今晩は。本当に寒くなりました。
ここのところ毎日のように飲み会があり疲れが溜まってきています。誘われた飲み会はなるべく断らないようにしているのですが、12月は毎年週5日、日によっては前半戦、後半戦のように異なる忘年会を梯子することも。お誘いいただけるのは嬉しいのですが、お酒が好きなのでついつい飲んでしまいます。

さて前回の続き、リターンロスブリッジの制作です。前回はケースを作成したので今回は中身を入れて、計測してみます。回路は「リターンロスブリッジ その1」で紹介したものと基本同じです。違いは、フェライトビーズも使用しているところです。
使用した部品は下記の通りです。

抵抗 100Ω
秋月電子通商で以前購入した抵抗アッテネータの100Ω抵抗を並列にして50Ωにしています。チップ抵抗も高周波用のnon-inductive抵抗もあるのですが、今回は試作ということでこれを使用しました。
「チップ抵抗アッテネータ 10dB 0.1W」
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-01813/

フェライトコア  FT37-43 (Amidon)
フェライトビーズ FB43-101 (Amidon)
同軸ケーブル
   50Ω AWG34 (RF-MF509) 

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一部配線に1mm径の銅パイプを使用しています。その上で、配線に銅箔をまくことで高周波対策を施しています。銅箔の巻き方でかなり特性が変わります。下記は調整中のものなのですが、1.4GHzあたりで共振点が出てしまいなかなかフラットになりません。
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下記が最終的な特性です。この構成ではこれが限界でしょう。1.5GHz SPANで見ています。(緑のライン。他のラインは自作終端抵抗を使用したもの)
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ちなみに薄い青のラインは自作50Ω終端で測定した結果です。50Ω終端は、BNCプラグに下記ようなピンに100Ω抵抗を並列で2つ半田付けしたものを嵌め込んで作成してみました。結果はDC~900MHzくらいまでは使用できそうな感じです。やはり、non-inductiveの0603サイズ位で誤差0.5%程度のチップ抵抗100Ω並列で使用するのが良いのかもしれません。チップ抵抗は小さければ小さいほど高周波特性が良いそうです。DCから900MHzあたりまでは-40dB。趣味で作成する機器には十分です。1.2GHzのアンテナ調整にも使用できるものが欲しいですが、それはまたこんど調整したいと思います。
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私が使用している終端抵抗はスタック電子のT1301です。Keysightの終端抵抗が欲しいのですが、仕事ではないので、数千円のもので我慢します。そもそも趣味でスペクトラムアナライザを購入するのもどうかと思いますが、これはあるのと無いのとでは出来ることが全然違います。最近はデジシロ、スペアナ共に必須計測器であることを実感しています。みなさんも、冬のボーナス如何でしょうか。

ついでに、在庫えいたRF microwaveが販売しているアルミ削り出しの箱(SP-98)に同様回路を詰め込んみました。この箱は最初からSMAコネクタ用の穴が開いていおり、様々な用途につかえます。

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同様に詰め込んでみたところです。
銅箔テープを下に貼っています。

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良い特性を得るポイントは、DUTコネクタ付近に銅箔テープを張り、可能な限り他の部分から分離することです。この銅箔の微妙な位置、貼り方で共振点が出たり、フラットにできたりと調整のポイントになります。
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概ね40dBm以上取れているので使い物にはなりそうです。

これが今年最後の投稿ですね。みなさん、良いお年をお迎えください。

リターンロスブリッジ その2

みなさん、今晩は。かなり寒くなってきましたね。
非常に久しぶりに毎週ブログを書いている気がする。どうしたんだろうと冷静に考えてみると、週末も仕事の積み残しを減らすことに費やされている時はブログを書いておらず、余裕があるときにブログを書いているのかもしれない。前々回は、仕事で文章を書くことが多いから、帰宅してからは書く気力が無いと書きましたが、訂正します。単純に時間がなく、疲れ果てているだけかもしれません。

リターンロスブリッジを作成する上で重要なのがケースのようです。特に高周波において外界ノイズが性能に大きく影響を与えるようです。色々な人のブログを見てみると、多くはキャビティ構造のケースを使用しています。今回作成するリターンロスブリッジがうまく行けば、安い簡易的なケースを試してみようと思いますが、まずは下記のようなアルミ押し出しケースを使用します。ちなみに、タカチのケースではありません。ま、似たようなケースです。秋葉原のジャンク屋で入手しました。

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中身もタカチのアルミ押し出しケースにそっくりですが、違います。タカチのケースにある刻印もありません。

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このケースは以前秋葉原で安く購入したものなのですが、表面がザラザラであまり綺麗ではありません。ということで、バフ掛けする時に使用するフェルトとアルミ磨き用のペーストで磨きました。このフェルトは電動ドリル等に取り付けて使用でき、且つ小さい(直径50mm)ので、デスクで作業ができてしまいます。

これで磨いた結果がこちらです。写真ではわかりづらいかもしれませんが、かなりピカピカになります。気を付けなければいけないのは、磨いているとアルミ表面の微細な突起が削られて黒くなったペーストです。それが手に付着するとなかなか落ちません。必ず使い捨て手袋などを使用して磨きます。

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磨きおえたケースはリーマーでプラグのメインの穴を開け、ドリルとタップでネジ穴を開けます。アルミの厚さがある程度ある場合は、開けた穴をナットで止めるのではなく、タップでケースに直接のネジ止めできるようにすると見た目も良くなります。
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ケース加工をする人はテーパーリーマ、タップは持っていると良いかと思います。


これはHOZANのテーパリーマ。各サイズを持っていると便利です。最初に5~6mmの金属用ドリルで穴をあけ、テーパリーマで穴を目的の大きさまで広げます。タップは、アルミ板等に直接ねじ止めできるように、穴にネジ山をつけるための工具です。通常は、タップとタップ用のドリルがセットになっています。例えばM3用のネジ穴はM3より細めのネジで穴を開け、タップでネジ山を切ります。薄いアルミの場合は強度の関係から、ロールタップの使用をお勧めします。ロールタップとは、通常のスパイラルタップ(削るタイプ)と異なり、塑性でねじ山を盛り上げて加工します。その為、スパイラルタップで加工したネジ穴よりも強度があります。その分、作業には対象の十分な固定と力が必要です。

こちらが穴あけ加工後のケースです。
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まあ、それなりにできている感じでしょうか。
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そして、こちらが開けた穴にパネル用のBNCプラグを取付後です。
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左側のコネクタが曲がってついているように見えますが、これは安物カメラのレンズの歪みで実際はまっすぐに付いてます!この後はいよいよ中身の取り付けと測定です。

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